猫と人の温度差

日本列島にはいくつかの台風が近づいてきておりますが、奈良は今日も暑くなりそう。

そんな本日8月8日は、国際動物福祉基金が定めた「世界猫の日(International Cat Day)」。猫と人との関係を見つめ直す日ということで、本日は猫スタッフと人間スタッフのお話です。
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ただし・・・本日もお店には猫スタッフ不在です。

店に居ないということは自宅に居る、ということなのですが、暑さが極まっているここ最近ですので、留守番中の猫たちの様子が気になります。
干からびてしまわないように一応エアコンをつけているのですが、これがなかなかうまくいかなんです。
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猫を飼っている方なら「あるある」だと思うのですが、猫たちはエアコンのある涼しい部屋には寄り付かず、なぜか蒸し暑い別の部屋で過ごすのです。
自宅に帰るとひんやりと冷えた部屋に猫の姿はなく、もはや何のために回っているかわからないエアコン・・・。猫ためにつけっぱなしにしているはずなのに・・・無駄なのか!?
猫と一緒に生活されている方には、きっとわかっていただけると思います。

もちろん、不在時だけでなく人間が居ても同じこと。
快適な温度になった部屋には猫はおらず、ぽつんと人間だけ。あれ?うちって猫飼ってなかったっけ?となります。
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一緒に居てくれなくて寂しい、せっかくエアコンつけてるのに、という思いだけでなく、ともかくこの暑いなかで40℃はあろうかという部屋でお昼寝されるのはちょっと心配。
寒がりだから好き好んで暑い場所に居る、と言っても、やりすぎだと思うのです。

そんなわけで、人間側はいろいろ知恵を絞ります。不在時はともかく、在宅しているときくらい何とかしたい!

①まず、2階にいる猫を強制的に1階のリビングへ連れてくる。
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もちろんその瞬間は下に居ますが、我に返ったようにいつの間にか2階へ避難する猫・・・。だいたい失敗します。

②次、猫の多様性(?)を受け入れ、好きな場所で過ごしてもらう。
ただし、1時間に1回ほど様子を見に行く。
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最初はまあ問題なく見に行くんですが、5回目くらいになると「私何してるんだろう?」と思います。だって、わざわざ階段を上って何度も暑い2階へ行くんですから。
しかも猫の方も喜んで迎えてくれるのなら良いのですが、大体はダラ~っと寝ていてこちらには何の興味もなさそう。
「また来たわ。暇なのかしら」とでも言いたそうな顔。
「あ・・・しんどい、めんどくさい」とこちらもギブアップ。
というわけで、これも失敗。

③最後の手段はエアコンの温度設定でこちらが譲歩する。しかも大幅に。
結論から言うと、我が家ではこれが一番うまくいきました。
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エアコンの温度はなんと30℃!普段から28℃くらいの設定なのですが、それでも相手にされないので、思い切って30℃です。
これで猫を待ちますが・・・やっぱり2階へ。
仕方ないので①との合わせ技で、30℃にしたうえで猫たちを1階に下ろします。そして念には念を入れて、設定温度はまさかの(?)31℃に!
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小汗をかきながらも「これでどうだ?」と言わんばかりのアカートに同情してか、猫たちは渋々リビングで過ごしてくれます。
エアコンの風の当たらない思い思いの好きな場所で、そこそこ快適そうに過ごす猫たち。

勝った・・・というわけではないですが、これでちょっと安心。
ただ人間はPCなど触っていると熱が伝わってきますし、やはりちょっと暑い・・・。仕方なく保冷剤など使いながら過ごすことになります。
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「私何してるんだろう?」と思わなくもないですが、これも猫と共存するため。甘んじて受け入れましょう。
アカートと猫スタッフの夏の過ごし方、でした。

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