2月20日(日)です。
いきなりですが修二会のお話。2/20と言えば、本日より別火の期間に入ります。3月1日から始まる修二会本行の前に、9日間に渡る前行として「別火」と呼ばれる期間があることは、毎年お伝えしていますね。
「別火」には前半の「試別火」と最後3日の「惣別火」の二種類があり隔離の度合いなどがかなり違うようなのですが、ともかくは本日より練行衆の皆さんは俗世間から離れて精進潔斎をされるというわけです。
最近はあまりお参りに足を運んでいませんが、今年も戒壇院の庫裡が別火坊になっていることでしょう。アカートはなぜかこの別火坊が好き。この時期だけかけられる「別火坊」の看板を見るといよいよこの季節がやってきたなあ、と思うのです。
さて、練行衆の皆さんが別火坊に籠る本日ではありますが、当店には猫スタッフが来ています。
担当は次女と末っ子。
久しぶりですが末っ子はさすがによく覚えていて、早速レジ番です。
でも静かですって。いや、雨だった昨日よりはマシだと思うから頑張っていきましょう。
続いて次女もレジ番。お鼻が印象的な次女のカレンダー越しの次女。次女がいっぱい。そう、好評のカレンダーですがさすがにちょっと余ってますね。もう2月も終わりに近づいてますがあと10か月ほどは使用できます。まだありますので、おひとついかがでしょうか?
優しい次女はおうちで留守番中の長女のことを想っているようですね。次女も末っ子も、なんだかんだ高齢の長女を気遣う部分があります。
愛のある妹たちを長女もきっと可愛く思っており、居ないと寂しいはず・・・。
快適なんだそうです。そりゃそうだ。
寝床やご飯を奪いに来たり(次女)、目の前をすごいスピードで走り抜けたり(末っ子)する奴らがいなく、きっと快適でしょう。長女には自宅で一人暮らしを満喫していただき、本日は次女と末っ子と人間スタッフで営業します。どうぞよろしくお願いいたします。
さて昨日は今だけの特別なクッキーをご紹介した文學堂。
久しぶりにレギュラーアイテムも入荷しています。
こちらは『和綴じノート(文庫本サイズ) 税込各770円』。
日本の文學・文豪をテーマにして、物語の登場人物、印象的な場面、心象風景などをモチーフにデザインされた和綴じのノート。シルク印刷、製本、和綴じまで、ひとつひとつ手作業でおこなっています。
昨日ご紹介した「人間失格」がモチーフになったノート(右)と、「吾輩は猫である」(左)。
どちらも本ではなくノートですので、日記帳やアイディアノート、レシピ帳、スケッチブック、備忘録など、自由にお使いください。
そしてギフトにも自宅用にも好評の「ブンガクツシタ」こと『足袋ソックス 税込 各1,320円』もございます。パッケージは文庫本仕様で、作品のイメージがデザインされた足袋ソックスが入っています。
一見すると文庫本か何か?に見えるので、素通りされる方も多いのですが、中に靴下が入っているとなると俄然面白くなって買っていただける、という意外性ある商品。
左右同じものもありますが、非対称デザインのものもあって非常にオシャレです。サイズも22.5~27cmと良く伸びるフリーサイズ。
実は奈良で編まれているソックスですので、上部で履き心地も良いと評判なんです。
最後は『名言鉛筆 税込 各880円』。各作品の名言を抜き出した2Bの鉛筆5本セットです。
その部分だけ読むと妙に面白いだけでなく、「そんなこと書いてあったっけ?」と、作品のどこに書かれているか探したくなる名言たち。こちらもプレゼントやお土産にされる方が多い商品です。
数カ月にわたって品薄というかほぼ皆無だった当店の文學堂シリーズ。
やはりこういう状況ですのでどれも本当に少しずつの入荷ですし、作品数も人気のあるものにかなり絞っています。入荷まで長らくお待たせした上に少量で申し訳ありませんが、お好きな作品があればぜひお買い求めください。
もうすぐ卒業や入学の季節ですので、プレゼントにもおすすめです。