少し気温が下がった4月後半。
前回「アカートの庭だより2022春」をお届けしましたが、あの時はまだ春のはじめ、ようやく梅が咲いた頃だったので、いろいろ様子が変わってきました。
まず、鹿スタッフさん。
相変わらずやってくるのですが、夕方から日没頃にしか来ないようで、明るいところで写真がほとんど撮れません。暗いだけならまだしも、室内から窓ガラス越しとなるととてもお見せできるようなものではなく、かといって屋外に出ようものなら物音だけで逃げてしまいます。奈良公園ではあんなに人間と触れ合っているのに、一歩外に出るとやはり野生そのもの。
そしてタヌキ改めアライグマさんと、白茶の猫さんは、ほとんど見かけなくなりました。白茶さんだけでも残ってくれたらいいのに。
というわけで今シーズンのレギュラーは、このイソヒヨドリさんのみ・・・。ただいつものブルーxオレンジのオスに加えて
シックなカラーが特徴のメスもときどき現れます。
そんな時オスはアピールなのでしょうか、カラダをくねらせながら、謎のステップで横移動という変なダンスを見せてくれます。
という感じで動物はあまり代わり映えしませんが、春本番ということで、庭の草花が賑やかに咲き乱れています。
こちらはハナニラというニラの仲間。ひっそりと日陰のじめっとした場所に、誰に見られるでもなくひっそりと可憐な花を咲かせています。ニラは匂いがきついので鹿たちは食べないんでしょうか。そして人間なら食べられるんでしょうか?
いやいや、この間もニラと間違えてスイセン食べたっていう食中毒のニュースがあったばかりですし。やめときます。
さらにスイセンもちゃんとあります。
さて最後はこちら、サクラです。
このサクラは昔から毎年きれいに咲いていますが、なぜかいつも遅咲きです。なので今ごろ見頃となっているのです。色も真っ白でとってもきれい。
それに何と言っても、自分ちの桜です。きれいに咲いた枝を1~2本切って、自宅に活けても誰にも叱られません。いいでしょ。
というわけで春本番のアカートの庭でした。
イソヒヨドリさんがテレビの電波を妨害するので、この辺で失礼します。