ゆりまつりも縮小です。

昨日は急な臨時休業でご迷惑をおかけしました。
2日間のお休みを挟んでしまったので、すでに週も半ばですね。
もう水曜日ですが、今週もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、明日は6月16日ということで、率川神社で行われる「三枝祭(さいくさのまつり)」の宵宮祭です。
お祭りは6月16日から18日までの3日間行われますので、明日がその初日となります。別名「ゆりまつり」ともいわれるこのお祭りは、飛鳥時代から伝わる由緒あるお祭りで、疫病を鎮めることを祈願するのだそうです。


･･･ですが、今年2022年の三枝祭はやはり「縮小」です。
新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、6/17(金)の祭典中及び祭典前後は神社関係者以外、境内に入ることは出来ません。また、明日6/16(木)のささゆり奉献行列、6/17(金)の「七媛女・ゆり姫・稚児行列安全祈願祭」並びに市内巡幸、6/18(土)の「奉納演芸」は中止、とのことです。
本当に残念ですが仕方ないですね。

ちなみに。通常時のゆり祭りの日程は以下の通り。

初日の16日は桜井市の大神神社から電車に乗ってササユリの花が届けられます。ササユリは午前11時頃にJR奈良駅に到着し、 駅前の広場では「ささゆり音頭」などが踊られ ます。

その後ササユリは「お花車」に乗せられて、近鉄駅前や東向商店街、もちいどのセンター街などを巡行しながら、率川神社へ向かいます。 この一連の行事をささゆり奉献行列、と呼びます。


そして17日の10時半から、いよいよ「三枝祭」が執り行われます。 三輪山から届いたササユリの花で飾った酒樽を神前に供えた後、4人の巫女さんたちが神楽舞を奉納します。

また、13時15分からは、七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・お稚児さんが、三条通り→小西さくら通り→近鉄奈良駅→東向き商店街→餅井殿センター街→下御門商店街→奈良町大通り、の順に練り歩きます。
最終日の6月18日も10時より後宴祭があり、16時過ぎからは奉納演芸大会も行われます。

もう一度お伝えですが、上記は通常時の日程です。
今年は最初に書きました通り、 6/16(木)のささゆり奉献行列、6/17(金)の「七媛女・ゆり姫・稚児行列安全祈願祭」並びに市内巡幸、6/18(土)の「奉納演芸」は中止。 6/17(金)の祭典中及び祭典前後は神社関係者以外立ち入り禁止です。
お間違いのないようお願いいたします。
来年こそは上記の通常日程で行われることを祈るばかりです。

そして 率川神社と言えば、毎年恒例アカートが大好きな「茅の輪」ですよ。
今年の設置期間は6月22日(水) ～ 7月6日(水)まで。拝殿の正面賽銭箱前に設置されます。

上半期についた罪や穢を祓い、下半期を無病息災で過ごす為の「茅の輪」くぐり。
設置の期間は2週間ありますので、ぜひどこかのタイミングでお参りされてはいかがでしょうか？