7月17日(日)です。
明日は祝日ですが臨時休業とさせていただきます。翌火曜日の7月19日は通常通り営業となりますので、よろしくお願いいたします。
さて、最近めっきりご無沙汰しております長女について。
「うちの子記念日」につき久しぶりにクローズアップ!したいと思います。
長女が我が家にやってきたのはおそらく2003年の本日あたり。
厳密には何日、というのを覚えてないのですが、7月の3連休を利用してお迎えすることとし、連休のはじめに当時保護してくださった方のところへ迎えに行ったのでした。
保護したのは友人の友人で、自宅で飼う予定だったのが事情が変わって飼えなくなり、里親を探している、ということでした。
たまたま猫が欲しいな、と思っていた矢先に友人からその話を聞き、飛びつかずにはいられなかったアカート。友人と喋っていたデニーズでのあの会話、今でもはっきり覚えています。
長女はおそらく迷い猫か野良猫で、生後半年くらいの月齢でした。
私たちが知らない約半年間の長女、どんな風に生きたのか?お母さんはどうしたのか?想像しても絶対にわかりません。ただ、子猫の長女、きっと可愛かったはずです。
保護された長女はとても温厚で飼いやすい猫だったようです。おかげで保護主さんのお宅でもかわいがられたようですが、事情がありますので仕方ありません。
全く知らない人に譲るのは不安だから、せめて少しでも知っている人に、と考え、新聞広告に載せたりせずに(当時はチラシとかが主流だったんです)人づてに里親を探したのだそうです。あ、丸々とした写真は引き取った当時ではありません。しばらく経ってからのものです。
今では歳を取って少し頑固になりましたが、これまでずっと長女は良い子でいてくれました。
病院もクルマも雪も滑り台も嫌がらず、食べ物もそれほど選ばず、大きな病気もせず。フレンドリーでどこにでも預けられ、飛行機にも乗り、旅行にも行き・・・。転勤や引越しにも付き合ってくれて、猫にしては移動距離が多いほうかもしれませんね。
仕事ばかりして家を空けがちで、休みの日も遊びに行ってろくに家に居ないアカートでしたが、それでもマイペースでお留守番してくれました。お出かけも一緒にしましたしね。
見た目はキジなのかサビなのか麦わらなのかよくわからないごちゃっとした色で、顔だちも目立ってかわいいわけではない、普通の猫。
でも、性格が良くて本当によくできた猫で、私たちの自慢です。
そして忘れてはいけない、看板猫になってからもどのお客様にも穏やかに接し、沢山可愛がっていただきました。長女のことを慕ってくれるお客様も沢山いらっしゃいます。
猫を飼うのは始めてだったのでどうすればいいのかわからない部分は多々ありましたが、ともかく19年楽しく過ごさせていただきました。
19年前に保護されていなかったら?別の人が貰っていたら?今は一緒に居ないですし、最初の猫が長女じゃなかったら、次女や末っ子についても迎えていなかったかもしれません。偶然ってすごいですね。
そんなわけで大切な家族になって19年、これからも長生きしてそして毎日機嫌よく過ごしてくれるよう、アカートも全力を尽くします!
年々愛おしくなっていく長女、これからもよろしくね!