おねえちゃんの1周忌でした

昨日12月13日は当店の最高顧問であり、雑貨屋時代には実店舗の看板猫として活躍した長女ブラジルの命日でした。特に何をしたわけではないですが、あの日から1年をちょっとだけ振り返ります。

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11月の終わり頃からこの日が来るまで、「去年の今頃はおねえちゃんがそこでベロンと寝ていて、介護大変だったなあ」と思い返すことが自然と増えていました。あの日々がもっともっと続くと思っていたのに、長女は自分で見切りをつけるようにサッサと旅立ってしまいました。人の気も知らないで…。

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スマートフォンにはもちろん長女の写真がたくさんあり、お節介なGoogleフォトさんが「〇年前の思い出」などと勝手に昔の写真を見せてくれるのですが、そこには瘦せ衰えながらも神々しく愛らしい晩年の長女の写真がときどきピックアップされます。Googleさん…余計なことを!そうして胸をザックリと刺されるような感覚が何度も繰り返される1年でした。おねえちゃん、やっぱりおねえちゃんがいないと寂しいよ。

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人間の1日は猫にとっては3日とか5日とか何なら7日間にもなる、などと諸説あります。実際どうなのかわかりませんが、3日でも5日でも、彼女たちの体は私たちより早く歳を重ね、しかもその間寝てばかりというのは事実です。
一緒にいられる時間は意外と短いのです。

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アカートは長女と何度も旅行にいきましたし、看板猫としてお店でも働いてもらったので、一緒に過ごした時間は少ないほうではなかったかもしれません。それでもやはり「もっと一緒にいればよかった」という後悔はあります。たぶん長女は「別にいらんけど」と思っていそうですが。
というわけで今いる次女や末っ子についてはたくさん一緒にいたいと思う今日この頃。次女や末っ子にも「いらんわ」と思われていそうですけど。

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それと、いずれきちんとまとめなければ、と思っていた長女の介護や晩年のこと、最後の看取りについて。結局ほぼ1文字も形にできずに1年が過ぎてしまいました。もちろん泣き暮らしていたわけではなく、お陰様でシッターのお仕事もそこそこに忙しくさせていただいたので時間が足りなくて…ではありますが、まぁ一番は気が向かなかったんですね。どうしてもまだ、長女の不在を信じたくないのかもしれません。

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とはいえ長女と一緒にアカートが経験したことの中には、高齢猫と一緒に暮らす方にとってお役に立つことがあると思うので、来年こそは発信できればと思っております。早くしないと細かいことは忘れてしまいますね。がんばります!!

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4 Replies to “おねえちゃんの1周忌でした”

  1. こんばんは
    更新有り難うございます
    長女ちゃんのお話しとても胸が熱くなりました
    私もこのまま癌が再発せず長生きして2人を看取るつもりでいるので片岸さんが無理なく本当に落ち着かれたら高齢猫ちゃんとの暮らし、介護、看取りのお話しを教えて頂きたいです😌
    片岸夫妻にとってお子様はずっと3人ですね☺️

    1. お返事できておらず失礼しました!いつも読んでくださりありがとうございます。
      介護と言っても最後まであまり手のかからない子でしたので、大したことは全然してないのですが…。でも長女が教えてくれたことを記録して皆さんに見ていただくことで、同じような状況の方に共感していただいたり、なるほど、と思っていただいたりできればと思っております!応援ありがとうございます!!

  2. 初対面でスリスリのご挨拶をしてくれたブラジルさん…
    お店の前の長椅子でずっとガマンしてだっこされてくれたブラジルさん…
    ありがとう

    1. お久しぶりです!見てくださって嬉しいです。いつも私たちや猫のことを気にかけ、通ってくださったことは今でも楽しい思い出です。長女も皆さんにかわいがってもらって幸せだったろうと思います!いつまでもファンでいてくださって嬉しいです…!

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