プラ美、始まる。【前編】

10/16(土)、本日より「プライベート美術館」が始まりました。
奈良県内の障がいのある人の作品を日常の身近な場所で楽しむプラグラム。11回目となる今回は「奈良県みんなでたのしむ大芸術祭」の中に組み込まれました。前回は2021/1/31~2/14だったので、今年2度目の開催となりますね。

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今回ACART LIFESTYLEで展示させていただく作品は次の3作品となります。
・「ケープペンギン」十亀史子さん作
・「アカイトマト」青木優さん作
・「きゅうり」宮本卓弥さん作


それぞれの作品をご紹介する前に・・・
本日は土曜日ですが、先日お伝えしたとおり、今週猫スタッフはお休みとなりますので、恒例の近況報告です。
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恒例の高齢猫、長女は涼しくなったせいか、晴れた日に日向ぼっこをしている姿をよく見かけるようになりました。そんな長女が大好きで仕方がないのが、次女です。

リビングに長女がやってくると、「あ、お姉ちゃん!」と嬉しそうに走り寄る次女。
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合流。
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そして並走。
普段、末っ子と一緒にいることが多い次女なのですが、実は長女に絡みたくて仕方ないのです。一方長女はそんな次女がちょっと鬱陶しいのでした。
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そんなふたりが並走状態でどこかに消えたなーと思って探してみると、二階にある寝室で発見。お尻とお尻をくっつけて「おしりあい」だそうです。
自慢げな次女と、まあいいかという顔の長女。結局そんなに仲は悪くないようです。

さてプラ美に戻ります。
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今回も展示に先立ち、8月の半ばに「お見合い展示」が開催されました。そこでアカートが選ばせていただいたのが今回の3作品です。

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「ケープペンギン」十亀史子さん作
大きな画面にひときわ大きく描かれたペンギンの絵です。大胆なポージングに勢いのある筆使い、今にも画面から飛び出してきそうな生命感。
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そして何といってもこの赤い瞳が印象的。この絵を見たとき、このペンギンに睨まれているような気がしました。

ケープペンギンとは、アフリカに生息する唯一のペンギンだそうです。
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目が赤いペンギンなのかな?と思っていろいろ調べてみるうち、ちょうど15年前に自分で撮影した1枚の写真を見つけました。当時、札幌に住んでいたので、円山動物園だったような気がしますが、もしかしたら旭山動物園かもしれません。そしてもしかするとケープペンギンではなくフンボルトペンギンかもしれませんが、どちらも似たような感じ(フンボルトのほうが目のまわりのピンクが多いのだそう)です。

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赤いのは瞳ではなく、その周辺の肌の部分なのかもしれませんが、それでもやはりこの絵のペンギンの瞳は、見る人の視線を釘付けにするような力を宿しているように見えます。
つい時間を忘れて見入ってしまう。そしてその間、逆にペンギンに見つめられている・・・そんな緊張感すら感じる不思議な絵です。

さて、すっかり長くなってしまいました(猫の話のせいです)ので、あとの2作品については、また明日のブログでご紹介します。

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