現在開催中のプライベート美術館。
当店にも3人の作家さんの作品を展示させていただいています。
きゅうり(宮本卓弥さん作)、アカイトマト(青木優さん作)、ケープペンギン(十亀史子さん作)のうち、人気は見事にほぼ同点といったところですが、やはりご来店早々に一番に目に入るのは、大きくて迫力満点のケープペンギンのようです。
実はこのケープペンギンの作家さん、十亀史子(そがめふみこ)さんの個展が11/6(土)までたんぽぽの家アートセンターHANAで開催されているのだそうです。
■十亀史子個展「パラダイスガーデン」
会期：2021年9月17日(金)～11月6日(土)
11:00~17:00(日･月･祝休)
場所：アートセンターHANAギャラリー
＜説明：たんぽぽの家webサイトより転載＞
きらびやかな装飾を纏ったような光り輝く動物たち。十亀史子は、目や鼻や口・爪・牙・模様などを色彩で表現し、その動物がもつ、生き生きとしたすがたを描き出します。またそれぞれの作品には見る人を楽しませる工夫もこらしており、そこには彼女の創作活動の根本にある「見る人をハッピーな気持ちにしたい」という率直な思いが込められています。
‘表現すること、表現を誰かに届けること’ 本展を通じて、その喜びを感じていただければ幸いです。
アカートもこの展覧会のことは事前には知らず、プラ美に来られた関係者の方から教えていただきました。
本来であればなるべく会期の序盤に実際に足をはこんで、その様子をご報告したいところなのですが、「日･月･祝休」がネックでちょっと行けそうにない･･･ということで、とりあえずこの場でのご紹介を急がせていただきました。
当店に展示させていただいているケープペンギンもかなりの迫力なのですが、十亀さんの作品は、もっと大型のものが多くあり、もっともっとスゴイというのが見た方の感想です。
たとえばこのアリクイも、縦91cm x 横116.7cm。さすがにお店で展示するのは厳しそう･･･。
ところでwebサイトに掲載された作品を見ていて気が付きました。
この作品知ってる･･･。
そう、アカートが気に入って毎回見ているNHKの「no art, no life」という5分間のテレビ番組、そこでこのアリクイの制作風景が一瞬だけ写っていたのです。
それは初回放送2020/12/2の「澤井玲衣子」という回のこと。この澤井さんという方もたんぽぽの家で活動されている方なのですが、澤井さんにフォーカスされた番組の冒頭で、施設を紹介するようなカットで、このアリクイが出てきていました。
鮮やかな黄色や茶色だけでなく、金色や銀色の絵の具をまるで粘土細工のようにモリモリと塗り重ねてできる大迫力のアリクイ。そしてその生命感に負けず劣らず、生き生きと創作を続ける作家さん･･･。
初回放送以降も何度も繰り返し再放送がありましたが、今のところ澤井さんの回の放送予定は無し。そのかわりつい先日から新シリーズが始まったところです。しばらく再放送が続いていて新作が無かったので、また楽しみが増えそうですね。まだ見てない方はぜひ一度ご覧ください。
■no art, no life
今まで見たことのない芸術に圧倒される5分間「no art, no life」
放送日時：毎週木曜あさ5:55
再放送：毎週金曜午前11:50
毎月末日曜午前0:40(第4土曜深夜) 5本セレクション放送
すべてNHK Eテレで放送中
と、すっかり話が脱線してしまいましたが、十亀史子さんの個展は11/6(土)までとなっていますので、行ける方はぜひ行ってください。アカートも行けたら行きたいですが･･･ちょっとあやしくなってきましたよー。
■たんぽぽの家 アートセンターHANA
〒630-8044 奈良県奈良市六条西3-25-4
TEL: 0742-43-7055 FAX: 0742-49-5501
https://tanpoponoye.org/access/