金曜日です。
明日からはまた週末。そろそろ観光のピークは去り、朝夕はかなり寒くなりました。そんな週末、奈良にお出かけという方はいらっしゃるでしょうか?参考までに今週も奈良公園の様子をチェックしてきました。
その前に、今週末の猫スタッフシフトをお知らせします。
今週末も土日両日とも出勤、担当は土曜日が長女、日曜日が次女&末っ子というシフトになっています。
彼女たちの2022年カレンダーもまだ在庫はございますので、ぜひご来店ください。
さてさて奈良公園の様子です。
撮影したのは昨日12/2(木)午前、数日前の荒天でかなり葉っぱも落ちているかと思ったのですが、思ったよりも残ってるという印象でした。
ただ金・土・日と時間の経過とともにどんどん紅葉は終わっていくと思いますので、その辺はご了承ください。
まずは正倉院前の大仏池周辺。
すっかりイチョウは葉を落とし、黄金だった落ち葉の絨毯も徐々に地面の色に近づいてきていました。一時は大きなカメラを持った撮影部隊で賑わっていたあたりももちろん人っ子一人いません。
そして「裏裏参道」こと東大寺二月堂への裏参道をさらに一本裏に入った路地のてっぺんは、午前中の陽射しに照らされた真っ赤なモミジが残っていました。
ただし近くで見るとかなり乾いた感じ。数日で散ってしまうかもしれませんね。
東大寺大湯屋(逆さ大イチョウも全部散ってました)から東大寺鐘楼の脇を抜けて手向山八幡宮の参道へ。
石段を登りきったあたりから見る手向山八幡宮も少しだけ紅葉が残るものの、そろそろ冬の朝といった静けさでした。
と、いうわけで、紅葉はほぼ見納めだなと悟ったアカートは、テーマを少し変更。この季節を「初冬の奈良っぽい画を比較的快適に見られる季節」と位置づけることにしました。
午前中の風景はすでに冬っぽいのですが、お天気が良ければ気温は結構あったか。防寒をしっかりして自転車で移動すれば、少し汗ばむくらいです。
そんなわけでいつもの猫さん(色違いで何匹かいらっしゃる。詳しい場所は内緒です)に挨拶し、先に進むことにしました。
遊び相手がいなくなり、今度は工事のお兄さんに遊んでもらうみたいです。
大仏殿の参道はやはり修学旅行生で賑わっていました。そして浮雲園地の周辺もまだ少し秋の色が残るものの、やはりちょっとさみしげな景色に。
そこからバス通りを渡ってやってきたのは飛火野。
ちょうど冬の鹿寄せがお開きとなり、観光のお客様が三々五々散っていく時間でした。新型コロナの影響でずっと中止になっていた鹿寄せは、12/1~14まで(12/12を除く)毎日開催されます。
このあたりの景色はもう冬と大差ありません。
茶色くなった芝生の地面に澄んだ空。逆光で見る鹿は黒々とした冬毛で、はく息や体から立ち上る湯気が白く見える日もあります。真冬だと寒さでテンション下がり気味ですが、今ならまだ暖かく過ごせます。
そんな飛火野を後にして、最後に向かうのはやはりいつもの瑜伽神社。状況を一応確認しておかないと。
背後の大きなイチョウはすっかり散ってしまいましたが、思ったより赤いモミジはまだ残っていました。もちろんピークのときのような視界が真っ赤という状態ではなく、空が見えます。
今年はテレビのニュースなどで瑜伽神社が何度か紹介されたようで、見頃の時期には賑わうこともあったそうですが、すっかりいつもの静かな神社に戻っていました。
というわけで今週末、紅葉はほぼ見納めといった感じですが、初冬の静かな奈良を楽しむにはちょうどよい気候だと思います。
でも朝夕は結構冷え込みますので、調整できる服装がおすすめです。
今週末もぜひ奈良にお越しください。