本日は冬至です。

12月22日(水)、本日は二十四節気「冬至」です。いよいよ年末も近く、寒さが一層厳しくなってきましたが、昼間の長さがここからどんどん長くなると思えば、少しは気持ちも上向きます。
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そんな冬至は一年の中で最も昼の時間が短い日、というのは多くの方がご存知かと思います。ただ、「昼が最も短い」イコール「日の入り時刻が最も早い」というわけではないんだそうですね。アカートはなんとなくそう思っていました。

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ちょっとややこしいのですが、日の入り時刻が最も早いのは冬至よりも前なんだそうです。
とあるサイトによると、今年の奈良ですと11月末~12月のはじめ頃の日の入りが「16時46分」で最も早かったようです。ちなみに冬至の奈良での日の入りは「16時50分」だそうです。ね?たった4分ですけど、日の入りは冬至のほうが遅いんです。

ということは、「お昼間が短い」というのは一体なんなのか?

日の入りでなければ、問題は「日の出」です。
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冬至の奈良の「日の出」は「7時」ちょうど、だそうです。
日の入りが最も早かった12月はじめ頃の日の出はというと、「6時45分」とか。早い。ですので、日の入りが最も早くても、「昼が最も短い」とならなかったんですね。朝が来るのも早かったから。

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じゃあ、日の出が最も遅くなるのは?というと、冬至よりも後の時期で、奈良だと1月の前半頃。この時期の日の出は「7時4分」だそうです。でも日の入りの時間もどんどん遅くなっています(1月5日だと17時)から、やっぱり「昼が最も短い」とはならない、というわけですね。
 

自分で書いていてよくわからなくなってきましたが、 ともかく冬至というのは「日の出が最も遅くて日の入りが最も早い日」、ではないんです。「日の出最遅」と「日の入り最早」の2つの時刻、1カ月ほどズレてるんですね。
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要するに「日の出」と「日の入り」のバランスの問題で、冬至の日は昼間の長さが(日の出から日の入りまで)が最も短い日になるのだそうです。
もちろん、上記の時間は奈良のお話で、場所によって違いますのでご注意を。

何にしても、昼間が短いこの時期、出かけるときは暖かな服装をお選びください。
 
なんか難しい話はこれくらいにして。
毎年書いているように冬至の日にはかぼちゃを食べたり、ゆず湯に入ったり、というのが有名です。

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これは縁起を担ぐ意味合いも大きいですが、邪気を祓うと昔から信じられている大切な風習。侮らず、ゆず湯で体を温めて、かぼちゃで栄養をつけ、無病息災を願いましょう。

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また、冬至を境に運気が回復すると言われ、冬至の別名は「一陽来復(いちようらいふく)の日」なんだそうです。冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくるという前向きな意味合いもあるとか。

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今苦しい状況でも、冬至を境に運も上昇すると信じてみるのも良いかもしれませんね。皆さま、良い冬至をお過ごしください。

 

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