奈良公園のソメイヨシノがきれいに咲き始めました。
今年は暑いくらいのお天気が何度かやってきているからでしょうか、開花から見頃、満開へのスピードが少し早いように思います。
そんな奈良公園、アカート的に一番気になる桜があります。
そう「おかっぱ桜」という愛称で呼ばれる大仏殿北側、正倉院の前にある枝垂れ桜です。
昨年は新型コロナで混乱する人間たちに惑わされたかのように、あまりちゃんと咲き揃わなかったおかっぱ桜。今年はちゃんと咲くのでしょうか?
というわけで、皆様を代表して見てきました。といっても家から自転車で2~3分ですし。
こちらが昨日午前の様子です。
おかっぱ桜が咲くのは例年ソメイヨシノの満開のあとなので、まだ当然ほとんど開花はしていません。
近寄って見てみると・・・たっぷり咲く年のつぼみよりは少しまばらな気がしますが、昨年よりはずっとたくさんのつぼみたちが、大きさこそまだ小さいですが鮮やかなピンク色で顔を出していました。
同じアングルで撮ったこちらは2017年(4/18)のもの。ここまで明確なおかっぱ度合いになるかどうかはまだわかりませんが、昨年よりはきっとたくさんの花が咲くでしょう。
ちなみに過去5年程度を振り返ってみるとこんな感じです。
だいたい例年この期間は毎日この前を通ってお店に通うようにしているので、一番満開に近い日のものを集めてみました。
こう見ると結構、日にちも幅がありますね。
よくよく見ると2020年も少々花が少ないような・・・?もしかして2021年不作の前兆だったのでしょうか?
また、2021年はちょっと見たのが早かったんじゃないの?という感じに見えますが、ここから増えなくなってその後散ってしまったように記憶しています。
というわけで、見頃がわかればなるべく早めにご報告しようと思います。
そして本題。
おかっぱ桜といえば、サトリデザインさんと当店のコラボ商品の「奈良てがみ おかっぱ桜」。先発の「柿の葉寿司」や「奈良漬け」と違って季節モノなので、売れ行きは時期によって波があります。
今年もお正月明けぐらいから動き出しましたが、立春の前あたりから売れ行き満開となっています。まさに今が旬。ぜひこちらもお買い求めください。
また“雨”のようですね… 久しぶりに一句。
駆け込んだ
軒(のき)で弁当
『花ちらし』
ここ何年かは静かなお花見が主流のようね…
せっかくの『花ちらし』のお弁当が急な『花ちらし』の雨に邪魔されませんように…