そろそろ年末ですが、アカートは粛々とお留守番猫さんのご紹介をいたします。今回シッティングさせていただいたのは8歳の姉・姫子ちゃんと3歳の弟・風斗くんです。
ふたりとも保護猫で家族になったタイミングも違いますし、血も繋がっていませんが仲良し姉弟。性格は姫子ちゃんが人見知りで風斗くんが好奇心旺盛の甘えん坊です。
ご依頼を頂いたのは今年6月。お客様が長期入院の可能性があるというお話でした。
この時はまだ1か月ほど?かも??ということでしたが、それでも初めての長期シッティング。アカートも若干不安はありましたが、それ以上に大変なのはお客様ともちろん猫さんたちです。猫さんにとって快適で不自由のないお留守番をお手伝いし、そしてお客様には安心して治療に専念していただけるように、精一杯シッティングさせていただこうと心に決めました!
ちなみにこのふたりのシッティング、結局のところ予想をはるかに超える82日とかなりの長期になったのですが、最初の7日間とそのあとの75日間に分かれています。お客様が一時退院されたんですね。
苦戦した最初の7日間、そして想定以上に長くなった2回目の入院…、写真もいっぱいありますので、分けてブログにしたいと思います。
まずは最初の7日間。初めての人は絶対にNG、怖がりで恥ずかしがりの姫子ちゃん、当初はベッドの下から出ることはありませんでした。
食事とトイレのお世話をする間も、ずっとベッドの下に潜んでいる姫子ちゃん。風斗君はアカートのそばでウロウロしたり甘えたりしてくれるのですが…。
姫子ちゃんが大好きなちゅ~るをベッドの下に差し入れても…風斗くんが食べちゃいます。そらそうや。
姫子ちゃんを遠くから見守るのみで最初の3日が過ぎました。このまま出てこないのかなあ…。体調大丈夫かなあ?ちゅ~る食べてほしいなあ…まさか人んちの床に腹ばいになってベッドの下をのぞき込む日が来るなんてなあ…。
そう思っていた4日目。
いつも通りベッドの下をのぞくと姫子ちゃんが居ない!!いや居ないはずはない、落ち着け、どこかにいるのは確かだから…。押し入れ?ベッドの下の暗いところ?家具の後ろ?ソファの下?!などなど焦りまくって探しても見つからず…。
焦るばかりで心臓はドキドキ、泣きそうになりながらおうちの中を行ったり来たりしてふと玄関で上を見ると?
なんと下駄箱の上に姫子ちゃん!まさかそんなところに上っているなんて~~~~!思わず腰から砕け落ちそうになりました。
その日は下駄箱の上でご挨拶して終了。
その後は徐々に外にいることも多くなり、通常運転になっていきました。お部屋の中を動く姫子ちゃん、本当に嬉しかったです。これでもう大丈夫。
あまり触れていませんでしたがこの間風斗くんはずっとアカートに甘えて仲良くしてくれていました。そんな彼はアカートがいないときにはもしかしたら姫子ちゃんを説得してくれたのではないかと思います。
甘えん坊ですが優しい風斗くん、恥ずかしがりですが人間好きの姫子ちゃん、愛おしいふたりのお留守番はまだまだ始まったばかり…です。後編に続きます!
楽しく読ませて頂きました😊
片岸さんはとても大変でご苦労だったのにスミマセン🙇♀️
ニヤけながら読んでしまってました💦後編も楽しみにまちます🥰